会長挨拶

青商会は民族自主の理念のもと青年商工人をはじめとする30代の同胞青年のネットワークを広げ、民族教育・経済・生活をサポートする経済・大衆団体です。

九州青年商工会はこの十数年、拡大と躍進を続けてまいりました。 諸先輩方と共に切り拓いてきたその歴史を振り返ると、我々を取り巻く環境や情勢は決して楽なものではなく、むしろ厳しく不利な状況が続く逆境の時代でした。 それでもブレずに前に進み続ける事ができました。何故か? そこには明確な理念、目的があったからでしょう。 豊かな同胞社会構築のために!子供たちの輝ける未来のために!広げよう青商会ネットワーク! 結成当初から変わらぬ基本スローガンです。

いま、時代は大きく変わろうとしています。 朝鮮半島情勢は激変し、我が祖国・民族は統一と繁栄に向かう新たな扉を開こうとしています。 一方で、この日本における在日朝鮮・韓国人に対する差別、特に日本政府の総聯と民族教育に対する政治的弾圧と圧迫政策は一層増しております。 このような時代、状況だからこそ我々には“原点回帰”が求められているのではないでしょうか? 異国の地にいようとも祖国・民族の誇りを胸に刻み堂々と生きていくこと。 自分個人のためだけではなく、同胞や祖国、そして後代のために共に力を合わせて生きていくこと。 それが同胞社会の発展とその一員である我々ひとりひとりの幸福につながるということ。 在日1世の方々が0から、いやマイナスからスタートし築いてきた在日朝鮮人運動の歴史がそれを明確に示してくれています。

先代たちの苦難と闘いのおかげで我々の生活は大きく向上しました。 その幸せの中で“原点”を見失っているかもしれない。 未だ差別対象であり、<高校無償化除外>,<補助金停止>といった差別政策を行政は堂々と執行し、 司法もそれを良しとする理不尽極まりない現実が目の前にあるにも関わらず。

だからこそ青商会は変わらず進み続けなければなりません。 あってはならない差別の直接的対象となっている民族教育、そして子供たちを守り、その未来を決して邪魔させてはいけない。 青商会はこれまでも、これからも民族教育と子供たちのために何ができるのかを追求していきます。

2018年4月
在日本朝鮮九州商工会 会長
朴 潤浩

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